ミルフォード・トラック~4日目~
トランピングみなさん、こんにちは!
現在ニュージーランドはコロナに対する警戒レベルがオークランドを含めたすべての地域でレベル1となりました。
今はちょうどスクールホリデー中なので、クイーンズタウンも観光客でにぎわっています。もちろん海外からの観光客はおりませんが...
しばらく前にミルフォード・トラックに行った時のことを書き綴っていたんですが、コロナの影響などもあり最後の4日目だけ書いてませんでした。
せっかくなのでこれで完結したいと思います。
<ミルフォード・トラック4日目>
1~3日目については随分前になってしまっていますが、復習のためにもご覧いただければと思います。
ミルフォード・トラック~1日目~
ミルフォード・トラック~2日目~
ミルフォード・トラック~3日目~
4日目、最終日はDumpling Hut(ダンプリングハット)から最終地点のSandfly Point(サンドフライポイント)まで歩いて行きます。
最終日にしてなんと18㎞の道のりになります。
比較的平たんではありますが、以外と距離があるので結構疲れるかもしれません。
適度にスナック(ナッツやドライフルーツ、チョコレートなど)を摂取しながら歩きます。
こちらはDumpling Hutに貼ってあった工程表です。
どこからどこまでがどのくらいかかるというのが細かく書いてあり、かなり参考になります。
というのも、あらかじめ帰りのボートを予約しておいて、そのボートに乗らないと帰れなくなってしまうからです!
ボートの予約は山小屋の予約をする際に、自動的に予約することになり、何時のボートかを選択できるようになっています。
ボートに空席があれば乗せてくれるかもしれませんが、ハイキングシーズンは混み合っているので、心配なら予約した方が確実です。海外の方だと予約せずに来るツワモノもおりますが...
ミルフォードのあたりは岩山だらけで土がないので、山の木々はコケを土の代わりとして、そこからシダ植物、その他の植物たちが徐々に育っていきます。
木が大きくなると大雨が降った際などに、その重みに耐えられなくなりしばしば「木のなだれ」が起きることも。
しばらく歩くと川が流れており、吊り橋を渡ります。
この日はお天気がとても良くて、写真も適当に撮ってもいい感じに撮れました(笑)。
一緒に歩いた友人と橋の上から影をパシャリ。
Dumpling Hutから2時間くらい歩くと、これらのMackay Fallsとベルロックにたどり着くはずです。(途中にお手洗いもあります。)
このベルロックはその名の通りベルのように中に空間が出来ており、狭い隙間から入ることができます。
もちろん真っ暗なのでヘッドライトを持っていきます。
そこそこ大きな空間になりますが、天井が結構高く感じました。
前日の山小屋でのハットトーク(ハットトークについてはミルフォード・トラック~1日目~でちょっとお話しています)で管理人の方が話していましたが、何年も前に人が何人ベルロックの中に入れるかというのを試してみたのだそうです。
ニュージーランド人は10人くらい、日本人だったら35人くらいと言っていました(笑)
ハットトークでは管理人のおもしろい話がいろいろ聞けます。話を聞いた後も雑談できたりするので、それもいい経験になりますよ!
しばらくはこのきれいな川沿いを進んで行きます。
歩きに行く時期や年によって、大雨の影響で道が結構崩れていたり前と変わっていたりということがよくあります。
この時は一部ですが、崩れかけてめちゃくちゃ細くて落ちそうなところもありました。(2018年10月終わり)
天気が良かったおかげで今まで見たことないような美しい水の色も見ることが出来ました。
そして、ミルフォード・トラックのパンフレットにもよく載っている、ジャイアントゲートフォールズ。
ベルロックからは2時間半弱くらいで着きます。
この辺りには屋根つきのテーブルとイスがあるシェルターがあるので、ここでお昼休憩をしても良いかと思います。
お風呂に入れなくてちょっと水浴びしたい方は、この滝のあたりで飛び込んでも良さそうです。友人(男)は入ってましたよ!
その後もテクテクひたすら歩きます。
33マイル地点が来たら本当にもう少し!!
この緑色の印は歩き始めた時から1マイルごとに立っています。マイルという単位は私たちは使わないのでわかりにくいですが、1マイル=1.609キロで換算します。
そして、とうとう着きました!!
最終地点の「サンドフライポイント」です。
ミルフォード・トラック4日目18㎞、歩き切りました。
荷物もそこそこ重いし、距離もそこそこ長いし、結構クタクタでした。まだまだ修行が足りません。
なぜ、「サンドフライポイント」という名前なのか?
その名の通り、サンドフライがいっぱいいるからです!
ものすごい量ですので、噛まれるのは必然。
サンドフライについてはこちらにも書いてます→ミルフォード・トラック~3日目~
虫よけは日本のものは効かないかもしれません。ただ、ニュージーランドで買っても効くとも限らないので、出来るだけ肌を出さないようにするよ良いかもしれません。
サンドフライポイントで待っていると小さなボートが迎えに来てくれます。
時間に遅れないように余裕を持って歩きましょう!
ボートは約5分くらいでミルフォード・サウンドの船着き場に到着します。
ここからはみなさんの計画次第。
そのまま帰路につくのであれば予約していたバスに乗り込みます。
この帰りのバスの予約も忘れずに!(バスの予約も山小屋の予約と一緒にすることができます)
せっかく来たのですから、ミルフォード・サウンドのクルーズに参加するのもおすすめです。
もし、ガイド付きの高級ハイキングに参加する場合にはミルフォード・サウンドのクルーズとミルフォード・サウンドで1泊があらかじめついています
やっと、ミルフォード・トラック4日間すべて書き終わりました。
時間がかかりすぎましたが、もし何かご質問などありましたら気軽にご連絡ください。
今日も一日、愛と感謝♡
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